3日坊主のグラフ書き

次に600枚。write a candlestick chart by hand

仕事中のメモ...

 すぐに何か答えがあるのではないかと探してしまう。原因は何か。何がどうしたから、そうしたのか。こういう時、どうしたらいいのか。

 変動感覚を用いた手法を知った時、「答えがない」
のに驚いたと同時に、なんか良いなぁとも思った。ベストなんてものはなくて、ベターがあるだけ。それも、人それぞれのベター、結果に差があるベター。そのルールを頑張って受け入れるのではなく、それが当たり前のさらに手前、意識すらしない日常になるまで繰り返さないとならない。

 養老先生の講演動画の中で、
伝統芸能の師匠と弟子を引き合いにして、「個性」の説明があった。鼓の弟子が半年練習を繰り返すも、師匠が一言「ダメ」。さらに半年練習して、やっと一言「よし」で次の練習に進む。これを繰り返して技術を習得していく。そういうことを何年も経て、師匠と弟子の違う部分、師匠のようには成らない部分、折り合わな部分を「個性」という。

 この「個性」と、先人がいう「個人の感覚」というのが重なる部分があるような
。修行者は、ただ繰り返し先人の真似事を繰り返すのみ、その動作の理由や答えを求めては駄目なんだろうと思う。それは、先人が修行の結果得た「個性」だから。たとえ修行者が同じ道を辿っても、結果、得られる「個性」は別のものになるのだろう。「質問しているうちは駄目。質問するな。」というのは、こういうことなのかと勝手に納得。

 個性を得られるまでに、破産しないように気をつけよう。すぐに調子に乗るからな。

 (-_-)zzz